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予防接種

 日本の予防接種(ワクチン)は、諸外国に比べて遅れているといわれます。日本では医療保険制度が充実しているため諸外国と異なり、病気になっても保険証さえあれば、「いつでも」「どこでも」「だれでも」自分の好きな病院や診療所を受診し治療を受けることができるのが、その理由の一つです。
 ただ不治の病気と考えられた「がん」が治るようになり、医療技術の進んだ現在でも、麻疹(はしか)のように特効薬が無く、予防接種のみが有効な対処法である病気も存在します。
 以前、大学や高校を中心に流行した麻疹(はしか)では予防接種を受けていなかったために亡くなったり、重度の後遺症を伴う脳炎になった学生の方がおられます。予防接種は病気が発症するのを完全に予防するわけではありませんが、病気の重症化を充分予防することができます。
 インフルエンザのように毎年の接種が必要なものもあれば、高齢者の肺炎球菌予防接種のように一度の接種で約10年間効果が続くものもあります。また最近では「がん」の予防接種として、若い女性を対象とした「子宮頚がん予防接種」も開発されました。
 適切な時期に適切な予防接種を受けるようにしましょう。
※乳幼児が対象の小児肺炎球菌、ヒブ、二種混合、三種混合、日本脳炎、麻疹風疹(MR)の1期と2期は、扱っておりません。

自費予防接種(消費税含む)
インフルエンザ(小学生以上) (変更あり)3,150円
肺炎球菌(65歳以上) 7,500円
麻疹風疹(MR) 9,450円
麻疹(はしか) 5,250円
風疹(三日ばしか) 5,250円
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 5,250円
水痘(水ぼうそう) 8,925円
子宮頚がん
※一回が15750円。約半年かけて3回の接種が必要。
15,750円

公費予防接種
(明石市在住の方が対象。高齢者インフルエンザ以外は接種券が必要

高齢者インフルエンザ 65歳以上 1,000円
高齢者肺炎球菌 70歳以上 4,000円
麻疹風疹(MR) 3期・4期 中学1年・高校3年 無料
子宮頚がん 明石市の指定対象者 無料
※乳幼児が対象の乳小児肺炎球菌、ヒブ、二種混合、三種混合、日本脳炎、麻疹風疹(MR)の1期・2期は扱っておりません。